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歯・口腔内の病気

歯周病

【症状】
歯磨きをしないと、食べカスなどの歯垢がたまり、歯石がたまります。
歯石を放置すると、細菌が繁殖し、歯ぐきに炎症を起こします(歯肉炎)。
その結果、歯と歯ぐきの間にすき間ができ、歯がぐらぐらしてきたり、抜けたりします(歯周炎)。
歯周病になると、口臭がしたり、歯ぐきから出血をしたり、かむときに痛みがあるので食欲が落ちることもあります。

【治療】
歯垢は4日間で歯石になります。
日ごろから、歯ブラシやガーゼで歯を清潔にする習慣をつけましょう。
症状が軽いうちは、毎日歯磨きをして、口の中を清潔に保つことで改善が期待されます。
しかし、症状が進んでしまった場合は、病院で全身麻酔をして歯石や歯垢を取り除く処置や、抜歯をします。

乳歯遺残(にゅうしいざん)

【症状】
通常、子犬の乳歯は生後4~5カ月から永久歯に生えかわりはじめ、7カ月ごろには永久歯が生えそろいます。
しかし、永久歯が生えてきても乳歯が抜けきらずに残ることがあり、これを乳歯遺残といいます。
そのままにしていると、乳歯と永久歯の間に食べカスや歯石がたまり歯周病を起こしやすくなります。

【治療】
診断がつきしだい、できるだけ早く、乳歯の抜歯が必要になります。
抜歯には全身麻酔が必要になりますので、必ず病院で処置してもらいましょう。

耳の病気

外耳炎

【症状】
耳介から鼓膜までの外耳に炎症を起こす病気です。
トイ・プードルは皮膚の病気になりやすく、特にアレルギー性皮膚炎が外耳炎につながる場合がよく見られます。
かゆがって耳の後ろのあたりを後ろ足でかいていたら、耳の中の炎症を疑いましょう。
耳から悪臭がする場合もあります。

【治療】
細菌や真菌、ダニが原因の場合もあります。
また、アレルギーが原因の場合もありますので、まずは原因を特定し、原因に合わせた抗真菌剤や抗生物質等の薬を使います。
耳そうじでこすりすぎたりすると、かえって耳を傷つけるので気をつけましょう。

耳を触られることを犬が嫌がる場合は、病院で全身麻酔をかけて検査を行い、必要な薬剤を使用します。
近年の麻酔は安全なので、無理に押さえつけたりせず、麻酔を使用することで犬の負担も減らします。

循環器の病気

僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

【症状】
7才以上の小型犬に多い心臓病です。
血液の流れをコントロールする心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁が、弁の変性により働きが低下し、血液が逆流してしまいます。
ひどくなるとうっ血性心不全、肺水腫、肺高血圧などの症状が見られることもあります。
元気がなくなる、運動を嫌がる、咳が続くなどの症状が出ます。
悪化すると呼吸困難に陥り、急死することもあります。

【治療】
血管を拡張させる薬や心臓の収縮を助ける薬、体の余分な水分を排出する利尿剤を使い、症状を改善する治療が行われます。
心臓の弁膜を改善させる手術もあり、費用はかかってしまいますが、手術を受ける場合かかりつけの獣医師に相談し、この手術に慣れた専門医を紹介してもらいましょう。

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