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副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)

(クッシング症候群)

【症状】
副腎は腎臓のそばにある器官で、代謝や免疫、炎症抑制など、生命維持に深くかかわるホルモン(副腎皮質ホルモン)を分泌しています。
このホルモンの分泌量が増加することで起こるのが副腎皮質機能亢進症です。
原因としては主に、副腎皮質をつかさどる視床下部や下垂体に異常があって起こる場合と、副腎皮質に腫瘍などの異常があって起こる場合があります。
また、コルチコステロイド剤(人工の副腎皮質ホルモン)の投与によって起こるケースもあります。
症状としては、過食、水を大量に飲む、尿の量が増える、おなかがふくらみいわゆるビール腹のようになる、毛が抜けるなどが見られます。
ほかにも、ずっと舌を出してハアハアと息をしていたり、皮膚が薄くなることもあります。
免疫が低下するため、感染症や皮膚炎などにもなりやすく、糖尿病を併発することも。

【治療】
検査をし、原因が下垂体にあるか、副腎皮質にあるか、もしくはコルチコステロイド剤の投与によってなのかを確かめます。
ほとんどの場合、下垂体腺腫(良性)が原因で、この場合、内服薬でのコントロールを行います。
副腎腫瘍の場合には、外科手術が必要になります。
腫瘍が悪性の場合や、さらにほかの臓器に転移している場合には、予後が難しいこともあります。

甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)

【症状】
代謝を促進する甲状腺ホルモンの分泌が減り、元気がなくなって、毛づやが悪くなったり、皮膚が乾いて脱毛が目立つようになります。
また、体重が増える、寝ている時間が増える、貧血になるなどの症状もあります。
しかし、これらの典型的な症状が出ない場合が多いので注意が必要です。
皮膚疾患や普段の様子を総合して診断されることが多いのですが、最終的にホルモンの精密検査と血液検査で確定することが重要になります。
遺伝的要因で起こることがほとんどで、5才以降の発症が多いのですが、若年で起こる場合も。
また、ほかの病気によって甲状腺ホルモンの分泌が阻害されて起こることも、まれにあります。

【治療】
甲状腺ホルモン剤の投与により、体内で生成できなくなった分を補充します。
このホルモン剤の投与は一生必要となりますが、量が多すぎると甲状腺機能亢進症になり、悪くすると心臓疾患などを起こす危険があるので、必ず獣医師の指示を守ってください。

副腎皮質機能低下症(ふくじんひしつきのうていかしょう)

(アジソン病)

【症状】
副腎は腎臓のそばにある器官で、代謝や免疫、炎症抑制など、生命維持に深くかかわるホルモン(副腎皮質ホルモン)を分泌しています。
このホルモンの分泌量が低下することで起こるのが副腎皮質機能低下症。
原因としては主に、感染症・自己免疫疾患・腫瘍などで副腎皮質が破壊されることによって起こる場合と、副腎皮質をつかさどる視床下部や下垂体に異常があって起こる場合があります。
また、長期間大量にステロイド剤(人工の副腎皮質ホルモン)を投与されていて、それを急にやめた場合に起こるケースもあります。
慢性と急性があり、慢性の場合、元気がない、食欲不振、下痢、嘔吐、震え、体重の減少などが見られます。
また、水を大量に飲む、尿の量が増えるなどの症状も見られる場合があります。
外科手術のあとや、ホテルに預けられていたあとなど、強いストレスを受けたことが引き金になる場合があり、注意が必要です。
急性だと、突然倒れたりふらついたりしてショック症状に陥り、至急治療を行わないと命にかかわります。

【治療】
急性の場合には、生理食塩水を点滴したり、副腎皮質ホルモンを静脈注射したりします
急性から回復したあとや、慢性の場合は、不足している副腎皮質ホルモンの補充療法を生涯にわたって行う必要があります。

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