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早期の不妊・去勢手術が大切

繁殖の予定がない場合は、不妊や去勢のための手術について考えておきましょう。
生後2~4カ月で不妊・去勢した場合、多くの病気の予防が期待できます。
手術の時期は、早ければ早いほど、体への負担は少なくなります。
近年、手術費はかかりますが、腹腔鏡手術による不妊手術も行われていて、これは切開する部分が少ないので傷の回復も極めて早く、痛みや体の負担もさらに少なくなります。
麻酔の方法もさまざまですが、訓練された獣医師や看護師がいる病院で行えば安全です。

メスの発情周期

メスの発情期(ヒート)は6~10ヵ月周期です。
発情期のメスが出すフェロモンにオスは影響されます。
発情中のメスが近くにいなければ、オスが影響を受けることはありません。

1.発情前期(約7~9日間)

外陰部がふくらみ、出血が始まります。
オスをひきつけるフェロモンを出しますが、まだ交尾は受け入れない時期。

2.発情期(約10日間)

出血が減り始めて、オスを受け入れて交尾をしようとします。
出血が始まってから10~12日すると排卵が起こり、この排卵期(2~4日間)が最も妊娠しやすい時期です。

3.発情休止期(約2カ月間)

出血が完全に止まり、オスを受け入れなくなります。
受精が成立した場合は、約63日間の妊娠期間に入ります。

4.無発情期(4~8カ月)

卵巣が機能しなくなり、発情していない状態に戻ります。
この時期は4~8カ月間続きます。

オスの去勢について

メリット

●前立腺の病気や、精巣・肛門周辺の腫瘍、がんなどの予防
●性的欲求によるストレスから解放され、攻撃性が軽減
●マーキングが減少

注意

●基礎代謝が減るために、摂取カロリーを少し減らす必要があります。

去勢手術

●内容…睾丸を摘出する手術
●入院…日帰りまたは1泊
●抜糸…手術後1~2週間
●時期…生後2~4カ月ごろ(性成熟を迎える前が望ましい)

メスの不妊について

メリット

●子宮の病気や乳がんなどの予防
●発情のストレスから解放され、飼い主も生理のわずらわしさがなくなる
●万一の場合の望まれない妊娠を避けられる

注意

●基礎代謝が減るために、摂取カロリーを少し減らす必要があります。

妊娠と出産

生まれる子犬すべてに、責任ある飼い主が決まっていないのであれば、繁殖をさせてはいけません。
信頼できるブリーダーや動物病院など、必ず専門知識を持った人に介在してもらうことが必要です。

●出産適齢期

1回目の発情でも妊娠は可能だが、心身ともに成犬となる2回目以降が理想的。
ただし、5~6才を超えると母犬の体への負担が大きくなるので、1~4才くらいがベスト。

●妊娠期間

12月と短く、交配日から数えて63日前後が出産予定日。
妊娠30日くらいたつと、おなかがふくらんできたり食欲が増してきたりする。

●生まれる頭数

通常2~3頭くらい。
まれに6~7頭生まれることも、
まれに6~7頭生まれることも。
30~90分おきくらいに1頭ずつ出産。

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